親子の事件が気になって…

ここ数日、「親子」をキーワードにしたニュースが多かったように感じています。猿之助さんの親子心中未遂、市議会議長息子の殺人事件、最後に岸田首相長男の更迭…。

人類誕生から現在までずっと続く親子関係。そして2つと同じものがないのも親子関係ですね。私は3人兄弟ですが、それぞれと親との関係性は驚くほど異なります。

皆さんは子として、また親としてどのような関係を築いておられますか?

親子関係は本当に難しい。正しい答えなんて存在しない。つくづくそう思います。

猿之助さんのケース。まだ解明が進んでいない状況ですのではっきりしたことは分かりません。ただ私の記憶では、小さな子の将来を悲観して親が心中を主導するケースや親の介護に疲れて子が心中を主導するケースは散見しますが、猿之助さんのような経済面にも健康面にも問題がない子が絡むケースはあまり記憶にありません。そんな子を親が心中に巻き込むケースも記憶にありません。一体、猿之助さん親子に何があったのか、不可解な事件だと感じてしまいます。

長野県中野市で起きた4人殺害事件の犯人には常に「市議会議長の息子」といった形容がついて回りました。「子育てが間違っていた」などという意見もありますが、31歳の大人が起こした大事件に子育てを持ち出すのはいかがなものかとも思います。まずは本人が亡くなられた方、そのご遺族の痛みに向き合って、どのような判決が出ようともきちんと罪を償うことです。それとは別に、彼の親は死ぬまで世間からも自分自身からも責められ続けることになるのでしょう。辛い人生です。

上記2件と比べて岸田首相の長男のケースはあまりにも小さい出来事です。なのでどうでもいいと言えばそうなのですが、少しだけ。「任命責任は私にある」と神妙な面持ちで述べた岸田首相。そのセリフは任命した大臣が不祥事を起こした時などに使った欲しいものです。「親バカでした。息子にはよく言い聞かせて反省させます」くらいが妥当な謝罪ではないかと思います。息子を首相政務官にしたこと自体がそもそも親バカなのですから。一連の対応から一国の総理大臣としてはいかがなものかと思います。

最後に私の場合。私の母は90歳で少し歩行に難が出てきましたが頭はすっきり。そのせいで会えば口喧嘩。高齢なので気にはなりますがなかなか気軽に会いに行けません。難しい母に難しい息子の関係です(笑)。

娘は17歳で青春真っ盛り。彼女の人生には「受験」という二文字がない分、おおらかすぎて…。今はアイドルの「推し」と「恋愛」に夢中です。当然ながら私は超親バカなのでそんな娘に甘々。岸田首相どころではありません。なので彼女に仕事を継がせようなどとはまったく思ってもいません。人の役に立つ人になって欲しいけれど何をするかはお好きなように…といった感じです。

奥様と娘との親子関係はまた違うみたいです。「英語くらいできるようになりなさい」といつも言っています(笑)。すると決まって娘はパソコンに向かってオンライン英会話のNEWS de TALK(月8回で月額4,950円のコース)を始めます。きっと講師とおしゃべりして気を紛らわすのでしょう。「勉強」じゃなくても英語は触れることが大切なので結果オーライですね。この話題、私はいつも蚊帳の外ですが…。

ありがたいことにどうやら我が家は平和です。これって幸せなことですね。皆さんのご家庭も平和でありますように。

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