タリバン、女性の社会進出を禁止

アフガニスタンのタリバン政権は、アフガン女性のほんのわずかな権利さえも奪うような命令で国民支配を強めています。本来、男女とは生物学的な区別であり、それを理由に人として差別されるものではないはず。しかしそんな原理原則は、異なる原理原則で生きるタリバンには通じません。さて、どうしたものか…。

他方、先進国ではLGBTQ:性的少数者の権利を法律で守ろうという動きがあります。「差別をなくす」という名のもとに男女の区別を無視すれば社会が混乱するという意見もあり議論を呼んでいます。LGBTQの主張を認めたことで女性の権利が侵される事例も出ているようで難しい問題です。

それにしても世の中は異なる価値観の人であふれていますね。だからこそ、意見の異なる者同士が時間をかけて議論して妥協し合って最後に多数決で決める民主主義が大切なのです。日本が民主主義国家でよかったとつくづくそう思います。

【ラジオニュースを聴いてみる】

Afghanistan’s Taliban government has issued decrees against women’s social participation, resulting in condemnation from the international community.

アフガニスタンのタリバン政権は、女性の社会参加を禁ずる政令を出し、国際社会からの非難を招いている。

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