外反母趾改善に挑戦中

5月のGW中から右足の外反母趾が痛み出しました。見た目にも親指の付け根が出っ張り、親指自体が右側(人差し指側)に倒れこんできています。母がひどい外反母趾で遺伝的な要素もあると聞いていましたので気にしてはいましたがいよいよ来たかと…。

一般に外反母趾は女性に多く、特にハイヒールなどが症状の進行を加速するともいわれています。私の場合、陸上競技をやっている関係でつま先の細いシューズや爪先に荷重がかかりやすく、それが原因で症状が進んだのではと考えていました。

ところが…。これらは都市伝説のようなもので真の原因ではなかった!

外反母趾でお悩みの方、また家族や友人が悩んでいるという方、ぜひこの動画をご覧ください。

手術をせずに外反母趾を治す方法

原因が分かれば具体的な対策が打てます。この一か月、Youtubeにある外反母趾改善法に取り組んだ結果、痛みは改善されました。効果が確認できたので近いうちに動画の先生を訪ねて診察を受けようと思っています。

結論から言うと外反母趾は良くない立ち方と歩き方で間違った重心がかかることであちこちの骨がずれた結果、最終的に親指の付け根に現れる症状ということが出来そうです。

私の場合、外反母趾が悪化し始めたのは2年前。この時期、右足の脛腓骨の骨折箇所がようやくつながったので固定用のプレートとボルトを抜き、骨折治療の影響で動かなくなってしまった足首をほぐすリハビリを始めた時期でした。加えて歩行訓練から軽く走る練習を再開した時期と重なります。今思えば、その時期の無理がたたって骨格にゆがみが生じたようです。

右足にしっかりと体重を乗せられない状態で走ったことで、❶右股関節の軽い違和感、➋右ひざが内側にねじれ、➋踏ん張りの効かない足首が内側に「く」の字に折れ、➌足の内側に内側に体重が乗りすぎ、➍地面を蹴る際に足首がねじれて親指に負荷がかかる、という現象が定着していました。すべて外反母趾になる原因です。

陸上のコーチからは「膝が内側に入るのを直せばタイムが上がるよ」とか「地面への接地ポイントをつま先から足裏の中心(くるぶしの下から数センチ前)に変えるとタイムが上がるよ」とアドバイスをもらっていました。今から思えば、このアドバイスは❶から➍の現象を改善すれば速く走れるのと同義語でした。しかし当時はそうと気づかず…。

昨日、2週間ぶりに陸上の練習に参加しました。すると膝が内側に折れる癖と爪先接地の癖が大幅に改善してスピードも上がっているように感じました。外反母趾改善法によって骨格のゆがみが着実に改善してきているようです。秋に向けて楽しみが増えました。改善法については前述の森先生の動画に加えてこちらの先生の動画も参考にしています。

薬師寺偲【理学療法士・ピラティス専門家】

真の原因を知り、正しいエクササイズを行い、適度なインターバルでコーチのチェックを受ける。これが何より大切ですね。何事も全く同じと思います。


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