各地から降雪や積雪の報告が来る時期になりましたね。いよいよ冬本番な感じです。今年は寒いのかな?そうでもないのかな?どうなんでしょう。久しぶりにスキーにでも行こうかと思っているので山限定でいいので雪がたっぷり降ってくれないかなんて願っています。そんなうまくはいかないか(笑)。あなたの冬のご予定はいかがですか?屋外より屋内、カニ&温泉派だったりして…。
さて注目の兵庫県知事選挙=gubernatorial electionが終わりました。結果はご存じの通り斎藤前知事の返り咲きです。PHILOSの講師にも兵庫県在住の方がおられますが、誰に1票を入れられたのでしょうか。気になるところです。
再選が決まった時のテレビの報道番組がお通夜のようでなんとも暗かったのが面白かったですね。マスコミはアンチ斎藤のようでしたのでショックが大きかったようです。
私は大阪府民なのでそもそも投票権はなく、したがって誰がどうのといったこともなく、各候補=candidateの政策=policyもよく知らないまま、外野から面白おかしく眺める感じで見ていました。勝手気ままなものですが、そんな立場だからこそ見えるものがあるようにも思います。それを少しばかり…編集後記に続く。
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NHKや民放は、斎藤は「パワハラ=power harassmentした」「おねだりした=beg」「公益通報なのに犯人探しをして自殺に追い込んだ」悪い奴、知事失格!という同じ論調だったように思います。チャンネルを変えても同じ論調の話ばかり。私にはテレビ/マスコミが「アンチ斎藤で一枚岩に見えた」というのが本音です。
一方、当初は玉石混合だったネットですが、影響力のある=influential立花氏が斎藤候補を応援する目的で奇策ともいえる知事選立候補したところから彼の街頭演説、SNSでの発信に感化された多くのインフルエンサーがこれに同調し始めました。そして大きなうねりとなり、ネットでは斎藤擁護が圧倒的主流になりました。
その結果、アンチ斎藤のテレビVS斎藤擁護のネットという今までにない対立構図の選挙になったような気がしています。
ところで私たちは1つの情報で決断することを嫌います。ほとんどの場合「あいみつを取る」。2つ3つの情報を比較して決めるのが一般的ではないでしょうか。今回の選挙の場合、日ごろからテレビ頼りの人はいくつかチャンネルを回してあいみつを取ったと考えてアンチ斎藤と決めたでしょう。他方、多少ともネットに触れたことのある人であればそっちも見てみようとなるのは当然です。するとそこにはテレビとは全く異なる、斎藤さんを推す人々のうねりが広がっていたわけです。
テレビとテレビ、ネットとネット、テレビとネット…。どの情報にも真があり、偽があります。だからこそ比較検討=compare and considerして判断する=judgeわけですから、テレビとネットのあいみつを取った人はあまりの違いに疑問を抱き、さらに調べることになって…。テレビ頼りの人の中には子や孫、知り合いからネットを見せられて、また街頭演説に連れ出されて直接話を聞き、判断を変えたという人もおられたと思います。
世の中に「もし…」がないのは承知していますが、もしテレビが一枚岩ではなくもう少し各局が個性的な論調で報道していたら…。もし立花氏が参戦せずネットが玉石混合のままだったら…。選挙の結果は大きく違っていたのではないかと思えてなりません。
とにかく、斎藤さん再選です。今後、対立した議会=assemblyとどうしていくのか。パワハラされたという職員が多数いる県庁でどのように仕事をしていくのか。引き続き外野からではありますが、大いに関心を持ってみていきたいと思います。
投稿者プロフィール
- 茅ケ崎方式英語のスクールを経営して27年になります。講師ではなくブログやニュースレターを書き、学習者さんや先生のフォローする役割です。趣味はラグビーと陸上トラック競技。59歳の今も週末は試合に出ています。家族は、ヨガとテニス好きの妻・推し活に夢中の娘・2匹の犬。大阪市在住。
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