朝夕が涼しくなり、ようやく秋の到来を感じるようになってきました。これに金木犀の香りが加われば私の大好きな季節の到来です。とはいえすでに10月半ばを過ぎましたから今年も秋は短そうです。時間を無駄にせずスポーツ、学問、そして食を大いに楽しみたいところです。問題は服装。ここ数年は「秋物」を買わなくなくなったのでこの時期の服選びが大変。朝は薄手の長袖ニット。日中は夏物の半袖Tシャツに冬用のニット系パンツといった不釣り合いな格好もしばしば。こうなると、おっさん感満載ですね(笑)。

いよいよ衆議院選挙:House of Representatives electionがスタートしました。与党:ruling partyの自民党が内輪で選んだ総理大臣=prime ministerを国民が支持するのか、それとNOを突きつけるのか。各党の政策はどうなっているのか?27日まで激しい舌戦が繰り広げられそうです。

マスコミをにぎわす政治資金の不記載、いわゆる裏金問題は「政治と金」という永遠のテーマでとても重要です。しかしながら外憂内患:internal worries and external problems の我が国の選挙がこの問題に明け暮れるのはちょっと違うかなと思っています。もし「金にキレイ」だけに焦点を当てて、政治家の資質である愛国心やビジョン、リーダーシップという必要条件:requirementsに目をつむり、清廉潔白という十分条件:sufficient conditionだけで選ぶことになってしまうと国が危うい。なので、私自身は必要条件に焦点を当てて今回の選挙をみるようにしています。

さて、政治の第一の役割は「国民の生命、暮らし、財産を守ること」だと私は考えています。政治家もほぼ同じ。これを踏まえて重要な政策について少し私見を述べさせてもらえたらと思っています。

政治の役割が「国民の生命・暮らし・財産を守ること」と言いましたが、同時に国土とは何かについても触れておきたいと思います。よく海外出張に行っていた頃、日本の領空に入ると「安全な場所に戻ってきたなあ」と安堵し、飛行機が着陸するとさらに「帰ってこれたなあ」と肩の力が抜けるのを感じました。そんな私にとって日本の国土とは日本国民が守られる安全な場所、大きな意味で家という感じでしょうか。日本の国民と国土はそんな不可分な関係だと思っています。国民と国土をあわせて国家というのもうなずけます。世界には国民が安全に暮らせない国がある、国から逃げ出す人がいることも事実ですから、日本人に生まれた私はそれだけでとても幸せだと思います。

話を戻します。今回の選挙で私が注目しているのは「国民の生命・暮らし・財産を守る」政策を掲げているがどうかです。いくつか具体的に挙げておきたいと思います。

外国人問題
日本で暮らす、または日本に旅する外国人のうち、一部に「郷に入れば郷に従う=When in Rome, do as the Romans do.」のではなくmy-ruleでふるまい、ときに日本人の生命・暮らし・財産を損ねるような者たちがおり、その数は年々増えてきています。例えば外国人による無謀運転での死亡事故、重大事故が多発しています。性犯罪も目立ちます。この問題に取り組むかどうかを見ています。

消費税問題
日本の不況の元凶と言われて久しい消費税=consumption tax。私たちの暮らしを壊しているこの税を景気が回復するまで一時的に下げる、もしくはなくすことをすべきと思っています。令和6年度の消費税収予算は23.8兆円。コロナ対策で100兆円を湯水のように使った= spend money like waterことを考えれば、同じ金額で今後4年間、消費税をゼロにできます。実質の物価が下がりますから個人消費が活性化するのは間違いありません。そして4年あれば経済効果の測定も十分可能です。またインボイスのようなバカバカしい制度も不要で税務申告時の手間も省けます。

社会保障問題
まずは徹底して「穴をふさぐ」ことが重要です。健康保険証の貸し借り、生活保護不正受給、年金不正受給、外国人による医療保険のただ乗りなどを許さない体制を築くことが重要です。これをせずに社会保険料を上げるのは禁じ手です。正直者が馬鹿を見ることを許してはなりません。

安全保障問題
国内において国民の生命・暮らし・財産を守る最前線は警察官です。そして警察官もまた国民です。警察官の待遇改善と職務権限の強化が重要です。また他国の侵略から国民の生命・暮らし・財産を守る最前線は自衛隊員です。そして自衛隊員もまた国民です。自衛隊員の待遇改善と職務権限の強化が重要です。そのための改憲に向けた議論も重要です。
中でも、外国勢力によって日本人が拉致されたりした場合に救助に向かう自衛隊員の待遇改善と職務権限の強化は喫緊の課題です。

正規非正規雇用問題
概して「派遣社員」と呼ばれる層は本来なら派遣会社の正規社員であるべきです。ここを厳正化すれば正規非正規の問題の多くは解決に向かいます。非正規をパートタイマー・アルバイトと定義すれば、企業側が繁忙期や繁忙時間帯に都合よく使う人ということになりますから社会保障よりも「高い給与」が重要となります。働き手の自由度も高くなるので保障がなくても公平です。所得控除の壁が邪魔なら金額を変える、廃止する議論が必要です。

と、いくつか挙げてみました。これ以外にも国民の財産を奪っているとしか思えないNHK受信料、再エネ賦課金にも反対です。が、世の中には様々な立場、思想信条の方がおられますのであくまで個人的な視点とご理解ください。

海の向こうアメリカでもいよいよ大統領選挙です。先日、3度目の暗殺未遂を切り抜けたトランプ氏が優勢を強めているとか。また台湾周辺ではCHINAが大規模な軍事演習を、韓国北朝鮮境界線付近では北朝鮮が幹線道路が爆破するなど、世界は大きく動いています。

私たちは英語を学び、幸いにも世界中を駆け巡るニュースに触れる機会を持っています。意図的な誤訳、切り抜きなどに惑わされることなく、英語力を武器に常にソースに、真実に触れて正しい見識を身につけたものです。

投稿者プロフィール

いちぜんや
茅ケ崎方式英語のスクールを経営して27年になります。講師ではなくブログやニュースレターを書き、学習者さんや先生のフォローする役割です。趣味はラグビーと陸上トラック競技。59歳の今も週末は試合に出ています。家族は、ヨガとテニス好きの妻・推し活に夢中の娘・2匹の犬。大阪市在住。

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