amazon primeで視聴できるようになったとのことで、8月の頭に娘一推しの映画「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら」を家族で観ました。年々涙もろくなる私=be easily moved to tearsは「なんでこの場面で泣けるの」という娘の突っ込みに耐えながら、最後まで泣きっぱなしの感じでした。

映画の概要はこちらから

たぶんこの映画を見たのでしょう、卓球のオリンピック代表の早田ひな選手が「鹿児島の特攻資料館に行き、生きていること、そして、卓球が当たり前にできていることが、当たり前ではないというのを感じたいなと思い、行ってみたい」とコメントしたことで話題となりました。

このコメントを聴いた作家の百田尚樹氏が大喜び、そして大賛辞を送っておられました。それはそれでいいのですが、たぶん早田選手は百田氏の「永遠の0」を観たのではないと思います(笑)。まあ、そんなことは気にされないと思いますが…。

ぜひ皆さんも「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら」をご覧になってみてください。

現代の若者が、映画を通して戦争で亡くなられた同世代の先人の存在を知り、心を揺さぶられたこと。そして、その場に足を運んで哀悼の意とともに今の恵まれた環境に感謝したいという純粋な思いを述べたこと。私は素晴らしいことだと思います。

しかしながらある大手通信社は早田選手のコメントを称賛するのではなく「CHINAの卓球の代表選手が早田選手のSNSのフォローを外した」という内容のことをニュースで報じました。

私個人の感想ですが、
①早田選手を褒める気はさらさらないんやなあ。
①それにしても大手通信社がこんなことをよく調べたなあ。よっぽど暇?
②全国ネットで流すほどニュースバリューがあるとは思えないけど。
③で、だから何が伝えたいの?
といったところでしょうか。

話を映画に戻します。私たち昭和世代にとってはフィクションが過ぎる内容になっています。例えばモデルになっているのが知覧だとか、そこは鹿児島の田舎だとか、そういった史実を知っているとちょっと違和感がありました。しかし若い世代はそもそも学校できちんと近代史は教えられていませんのでストーリーとしてすうっと入っていくのかなと思いながら観ていました。

因みに我が娘は特攻のことも知覧のことも知りませんでした。この映画がきっかけになって「戦争とは」「平和とは」ということに興味を持ってくれたことに感激です。妻は妻で「今すぐ知覧にいきたい!」と駄々をこねています(笑)。

お盆も終わり、夏の日差しも少し和らいできました。あれだけ「暑い暑い」と文句を言っておきながら夏が過ぎ去ろうという時期になると何となく切なく感じます。人は勝手なものですが、そんなことなど気にせずに晩夏を楽しんでまいりましょう。映画を観るのも一興です。

投稿者プロフィール

いちぜんや
茅ケ崎方式英語のスクールを経営して27年になります。講師ではなくブログやニュースレターを書き、学習者さんや先生のフォローする役割です。趣味はラグビーと陸上トラック競技。59歳の今も週末は試合に出ています。家族は、ヨガとテニス好きの妻・推し活に夢中の娘・2匹の犬。大阪市在住。

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