東京都知事選が近づいてきて何やら騒がしくなってきました。このニュースレターが皆さんに届く12日には現職が出馬表明するという情報もあり、いよいよ本格化してきました。6月20日告示、投開票は7月7日です。

すでに事前審査を終えた立候補予定者が35名と、史上最多の候補者によって争われることとなった都知事選。マスコミは二人の女性政治家、小池百合子現東京都知事と現参議院議員の蓮舫さんにスポットを当てて報道合戦を繰り広げています。

蓮舫さんは早々に出馬表明し「公職選挙法違反ではないか」と指摘されるような活動をすでに開始しています。共産党が全面支援を表明していることから赤色。

現職有利を活かしていまだ態度を保留中のちょっぴりタヌキに似た?小池都知事のイメージカラーは緑色。

そんなわけで、緑のタヌキ(小池さん)vs赤いキツネ(蓮舫さん)と面白おかしく表現して煽っているマスコミもあります。ちなみに私は赤いキツネ派です。いえいえ、蓮舫さん押しではなくお気に入りのカップ麺のお話…

選挙権を持たない私には関係がない話といえばそれまでですが、とはいえ日本の首都のトップを選ぶ直接選挙です。興味津々ですが皆さんはいかがですか?

今回の東京都知事選。私的には見どころ満載なんです。そのいくつかの視点をご紹介します。

①疑惑対決
小池さんの学歴詐称疑惑と蓮舫さんの二重国籍疑惑。それぞれの陣営が相手の疑惑を責めるのか、それともお互いにだんまりを決め込むのか。もしかして疑惑は暴かれるのか。興味津々です。

②目的外立候補
都知事選に立候補するには300万円の供託金が必要です。立候補すると都内14230ヶ所の掲示板にポスターが貼れます。また公共の場での街宣、車での街宣も可能になります。ものすごい宣伝効果です。しかしながら有効投票数の10%以上を獲得できなかった場合には供託金を没収すると公職選挙法に定めがあります。
今回の都知事選、NHK党が候補者を30名以上出して選挙戦を戦うのだとか。供託金だけで総額9,000万円、これにポスターの印刷代やら諸経費がかかって軽く1億円突破です。その目的は選挙に勝つことではなく、選挙に出ることによる立候補者の個人的な売名です。はなから全額を捨てるつもりですが広告宣伝の費用対効果としては圧倒的にコスパが良いようです。
この前例のない事態に掲示板のスペース不足問題が浮上。48人までしか候補者を掲示できない現状でもしこの人数を超えたら東京都の選挙管理委員会はどう対処するのか、ちょっと見ものです。

③前安芸高田市長、石丸氏のトーク
市議会との全面対決で名を挙げた石丸氏。実績や東京での知名度を考えると当選するとは思いませんが、バックに大物が付いているといううわさもありどんな選挙戦を戦うのか、楽しみです。

④つばさの党
黒川氏、根本氏共に「塀の中」ですが、果たしてそこから選挙に立候補するのかどうか。それにしても資金力ありますね(笑)

⑤投票率
有権者数1100万人とも言われる超大都市のトップを直接選挙で決めるという世界にも例を見ないような大選挙、言い換えると1票の価値が低い選挙です。さて自分が入れるたかが1票、されど1票が未来を変えると信じていったいどれくらいの人が実際に投票するのでしょうか。

この選挙結果のニュースもそう遠くない時期にLCTに登場するのでしょうね。それはそれで楽しむとして、6月20日の告示、7月7日の投開票と目が離せません。

投稿者プロフィール

いちぜんや
茅ケ崎方式英語のスクールを経営して27年になります。講師ではなくブログやニュースレターを書き、学習者さんや先生のフォローする役割です。趣味はラグビーと陸上トラック競技。59歳の今も週末は試合に出ています。家族は、ヨガとテニス好きの妻・推し活に夢中の娘・2匹の犬。大阪市在住。

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